毎年6月から7月にかけて高校野球選手へのパーソナルコンディショニングとチームサポートに緊張感を持って過ごしています。
今夏は、大会期間中にさらに成長しそうな選手が多くいた事が特徴です。
その分、常に選手たチームと連絡を取り合い、より良いコンディショニングを目指してハードな日々になっています。
地元の地方誌にサポートチームの記事が載りました。
すでにチームは敗戦してしまい、今秋に向けての身体作りを行っていますが、良い記事を載せて頂きました。
今年も長野県の高校総体が一息ついた。
まずはコロナ以前のように有観客で選手も指導者も親御さんも、皆が一体となって開催出来た事は良かった。。
負けたチームの選手はほんの一部を除いてこのタイミングで高校運動部活動が終わる。高校入学以来2年と数ヶ月。あっという間に過ぎるこの時期に自分は何をしてきたか、、、と毎年考える。
最後の大会になるかもしれないのに、万全な準備をサポート出来たのか、、。
勝ったとしても、コンディションの面で課題が解決しないままならば自分的にはあまり嬉しく無い、、。
自分がサポートしている3チームは優勝できた。
負けたチームもサポートをしている。
サポートしている選手やチームには、勝ち負けに関係なく、まずは私自身が納得したサポートをする事がとても大切、と近年強く想うようになった。ようやくこの意識になってきたと感じている。
他人と協働してお互いの目標を成し遂げる、という本当に難しく厳しい作業で、暗闇を歩いていると実感する事が多い。
それが自分の仕事。
音楽プロデューサーのTV番組を観ていて、『スポーツプロデュース』という仕事を形にしてみたい、と感じた。
2023年高校総体。
優勝した3チームは本当におめでとう。
負けたチームは本当にご苦労様でした。
私はここまでの経験をまた次の目標に向けて必ず生かします。
久しぶりの投稿になります。
今年4月から新しいスタッフが加わりました。経験はまだ浅いながら将来性を感じる技術があります。今後、様々な場面での経験をしながら技術と人間性を磨いて参ります。地域の方々のお役に立てるようにしたいと思います。
氏名:武井大雅(たけいたいが)
プロフィール
1998年長野県上田市出身。小学生から野球に取り組んでいた。高校時代に怪我が多、ATC児玉雄二代表の治療やコンディショニングを受けた。怪我からの競技復帰だけではなく、パフォーマンス向上などスポーツ分野での総合的なトレーナー活動ができる理学療法士を目指し、理学療法士の資格を取得した。取得後は長野県内の総合病院にて、整形外科の手術後、内科・脳卒中、地域の高齢者のリハビリテーションや高校野球のサポートなどを経験した。今後は地域の高齢者、学生のスポーツなど様々な年齢層で症状の改善、身体のパフォーマンス向上が出来るよう頑張って参ります。
今頃になってしまったが、スポーツ現場でのサポート活動について改めて昨年の振り返りと今年の課題を考えてみる。
2022年サポート校の主な戦績
・高校野球夏の長野県大会ベスト8に2校。ベスト4に1校。
・女子ソフトボールインターハイ長野県大会優勝
・女子バスケウインターカップ初のベスト8
・春高バレー全国大会へ出場
戦績から見るととても華やかに見えるけど、以下の問題に本当に苦労した。
・身体の使い方が悪く筋疲労が出やすい事
・膝や腰、肩にかかるストレスが大きい事
・一度痛めると痛みが無くなるまでと想定した期間よりも長期化している事
大会で好成績を収めたチーム以外にもこの問題への打開策を模索した1年間だった。
常にこの問題に追われている感じ、、、。
特に現場でよく見られる動作は、スクワットが深く沈まない事。当然下半身と上半身の連動性が悪いのでパフォーマンスが上がらない事。
この問題に自分や指導者は解決をさせようと取り組むも、選手たち自身は自分の身体感覚が悪い事を自覚出来ていないので、なかなかこちらの狙い通りには上手くいかない。
・他の選手と身体の動きを比べる事は上手く出来ない
・スマホで動画を撮影しても何が悪くてどのように治すかイメージが出来ない
このような問題はいったいいつ頃から出てきたのか思い出してみる
なんとなくおかしい、身体の使い方が悪い選手が増えてきた。と感じ始めたのは5年前。本当に顕著になったと思われるタイミングは3年前。
少子化の影響や幼少期からの生活環境の変化だろうと考えてみる。
かなり悩んで遠回りもしたけど、結局最近とても反応が良い改善策は、シンプルに軸からの組み立て。
しかし、組み立てはシンプルながら『軸』の表現がわかりにくい、、、。
「体幹」という表現が邪魔をする感じ。
2023年は『軸』、『重心移動』の組み立てをシンプルに行い、キレと連動性のアップを得意と出来るようにしたいと考えている。
でも、悩みが多かった昨年ながらとても救われたのは高校バスケの全国大会(ウインターカップ)。サポート校が初の全国ベスト8まで残れた試合はとても感動した。選手と指導スタッフにとても感謝をしている。
ATCがサポートしている高校運動部でのインターハイや高校野球が一区切りつきました。
インターハイは3校が出場しベスト4に残ったチームもありましたが、全チーム初戦を勝って頂いた事は嬉しい出来事でした。
高校野球はベスト8とベスト4で負けてしまいました。あともう少しでした。
毎年この時期に感じるのは、「もっと選手達のパフォーマンスを上げられるようなサポート方法を考えていかなくては、、、。」という事です。
すでに新チームになって数週間経過しているチームもあります。新人戦やその他各種公式戦の開催も今月末から始まる競技もあります。
前回のブログでも一部お伝えしましたが、現代の高校生スポーツ選手は股関節や肩甲骨の動きが低下したまま、改善するのに時間を要しています。この問題の解決策を見つけつつ、さらにワンランク上の身体作りを模索してゆきます。
長野県では現在高校野球長野県大会の真っ只中。
ATCのサポート校6校のうち4校がすでに負けてしまい、新チームでの活動となっています。
近年各チームの主力選手のコンディションをより良いものにできない苦労を感じています。
以前効果が得られていたコンディショニングやトレーニングではもう効果が出ない事は明らかになっています。
「何が違うのか?」
これは野球のみではなく、高校生のバレーボール、バスケットボール、ソフトボールなどにもみられています。一旦痛みが出てから回復するまでにも必要以上に時間を要してしまう事もみられてきました。
高校生以前の中学校時代、小学校時代に何か問題があるのか?
スポーツだけの問題なのか?
日常生活習慣や大人達の関わり方なのか?
オリンピックやワールドカップで活躍しているトップアスリートがいる中で、日本のスポーツの底辺はレベルが下がっているような気がしてなりません。
ATCはこの社会問題と思われる事に対して、社会貢献として出来る事に取り組む決意をしました。
関係各所や同じような思いで悩んでいる方々と協力し合い、少しずつではありますが、なんらかの提言にまとめられるようにしたいと考えています。
久しぶりの投稿になります。
先々週の画像ですが、、、。松本市の桜は今年も満開でした。
ATCがある中町通りは県外から観光で訪れる方々が2年ぶりに多い印象です。
桜は綺麗だし人出も多いし、ここだけ見れば平和な日本です。
新型コロナウイルスはまだまだ弱体化せず感染者も高止まりで、加えて世界
を見れば戦争も収束する気配が全く見えません。
嫌になる事も多いですが、6年目のATCも地域の皆様のお役に立てるよう
目先の課題に取り組む所存です。
昨夏に行ったキャンペーンは大好評でしたので、今年も感染状況をみつつ
6年目キャンペーンを開催する予定です。準備が整いましたらSNSや地域の
広報誌などでご案内をさせて頂きます。
今後も何卒宜しくお願い致します。
全国的に新型コロナウイルスの拡大が止まりません。長野県においてもまん延防止措置が取られる事となり、公立学校の授業や部活動に影響が出ることとなりました。以下、関係する高校部活動の指導者FBでの投稿をご紹介致します。
※某高校運動部顧問の先生のFBより
今朝(1月25日)長野県の新聞に、まん延防止が適用されると来月20日まで
・県立学校は対面授業とオンライン授業、自宅学習を併用
・学校行事や部活動は原則中止
と掲載されていました。
長野県より前に、まん延防止が適用されている都道府県立学校の先生に聞いたところ
「新潟県」平日90分間部活動を実施している
「群馬県」平日2時間、土日のいずれか3時間は部活動を実施している
「東京都」平日と土日の半日は部活動を実施している
「埼玉県」平日4日間部活動を実施している
「千葉県」平日3日間部活動を実施している
「神奈川県」平日4日間90分間部活動を実施している
「岐阜県」平日4日間120分間部活動を実施している
「三重県」平日部活動を実施している
「宮崎県」平日2時間部活動を実施している
という結果でした(正式な各都道府県の発表を確認したわけではありません)。
広島、山口、沖縄、愛知、香川、長崎、熊本の情報は得られませんでしたが、私が確認した限りではまん延防止がすでに適用されている都道府県立高校で、部活動を一律中止にしている都道府県は一つもありませんでした。
なぜ長野県の県立学校は「部活動を原則中止」にするのか・・・私には理解ができません。
今の状況の中で、制限無しに活動させて欲しいと訴えているわけではありません。感染が落ち着いている学校については、せめて平日短時間の活動は認めて頂きたいです。
これ以上医療現場や保健業務対応を逼迫させるわけにはいかないという行政の皆さんの思いも当然ですし大切ですが、長野県の県立高校に通う生徒達にも、夢や目標がありますし、成長の機会を与えられる権利もあるはずです。
2月20日までの約1ヶ月間、他の都道府県で行われているように、「県立学校一律部活動中止」という形ではないバランスの取り方があるのではないかと思います。
長文による愚痴にお付き合い下さりありがとうございます。もっと大変な思いをされている方々が多いこのご時世で、たかが高校の部活動ではあるものの・・・。チームの指導スタッフと相談して、選手達にどう説明して、どのように過ごしていくかを模索してみます。
以上です。現在、成長期の年代に感染者が多く出てはいますが、この先生の言うことは最もだと感じています。これから当面、どのようにこの選手たちのサポートをするのか、無駄にならない時間を過ごして頂くにはどのようにすれば良いのか思案してみます。
毎年この時期には高校バレーボールと高校バスケットボールの全国大会に関するサポートがあります。
ところが、今年は女子バスケットの長野県常勝校が、新型コロナウイルスにより全国大会出場が叶いませんでした。このニュースを聞いたのは、もう大分前の事ですが、かなりびっくりしました。毎年この大会で引退する3年生と記念写真を撮っていたので、その写真のみご紹介致します。
とても残念で悲しい出来事でしたが、彼女たちの今後の人生に生かして欲しいと願うばかりです。
もう一つは春高バレーボール大会です。
今年もサポート校が出場し、現在は大会前の遠征や練習試合などでハードに過ごしています。大きなトラブルが無く、良いコンディションで試合に臨めるようサポートを続けています。
2021年もあと少しです。今年も地域の皆様のおかげで無事過ごして来られました。ATCをご利用される全ての皆様方に完璧なサポートをする事は今年も出来ませんでしたが、年々進化はしていると自覚はしています。もっともっとより良い仕事ができるよう精進して参ります。
今週末から長野県高校野球の県大会が始まります。この中で3チームのサポートをしていますので、最近は選手達のコンディショニングです。より良いコンディションで試合に臨めるようにしています。高校野球のサポートは本格的に始めてから15年が経過しました。最近は改めて股関節の柔軟性に着目しています。股関節の動きが良いと上半身との連動性もよく、筋肉のボリュームも効率的に上がる経験をして来ました。
反面、選手ごとに身体機能や身体の使い方、使い方の感覚的な問題などなど個性があり、その個性に合わせる苦労を常に経験しています。
サポートする全てのチームの全ての選手達が大切な試合にベストコンディションになる事を目標にしたいと思います。